若松市長 吉田敬太郎が吊り橋建設に挑む。
今年開通６０周年を迎えた若戸大橋が国の重要文化財に指定されたことを記念して公演を行います。若戸大橋がどのような経緯で建設されたのか歴史を知るとともに、親と子、人と人とのかかわり方も学べます。

若戸大橋建設の切っ掛けとなった昭和5年4月2日の若戸渡船転覆事故。救助に当たった吉田敬太郎は、若松・戸畑をつなぐ大動脈の必要性を痛感。その後トンネル案が浮上したが、太平洋戦争により頓挫。戦後、若松市長となった吉田敬太郎は、サンフランシスコの金門橋のような橋を洞海湾に架けることを決意する。昭和37年、東洋一の吊り橋「若戸大橋」建設を実現する。